Tag: Books

1. Nov 2007 /
23. Oct 2007 / / General

via 私家版十大小説

流行しているようなので便乗してみた。
十大小説 – Google 検索

文学作品と呼ばれるものと、エンタテイメントと呼ばれるものが混じっているのは気にしたらダメです。並べた本人も微妙に気になったんだけど、印象に残っている度ということで並べてみた。あえてこのままで行きますよ。

from Spherical-moss.net » 私家版十大小説

うーんと,小説という大きいカテゴリで10冊選ぶ事で良いのかな。
それじゃいってみましょう,私 aka 的小説10冊。順番は思い付いた順です。
ここ暫くは詩(ヘッセ,ゲーテとか上田敏訳の詩集とか)やら短歌,俳句などをメインに読んでいるので小説からは離れている状態。

29. Sep 2007 /

この間買った 鴨長明 (校注 市古貞次) / 方丈記 を読んでいてふと思った事: “古典って言葉/文章の流れが淀みないなあ“。 リズムじゃなくて流れ。 細かいリズムはあるんでしょうけど,そういうのではなくて,それをもっと上の方から見ているような…

25. Sep 2007 / / General

本屋へ行くと長いんです。

特に古本屋は好きです。
あの微妙にカビ臭い空気とか微妙に薄暗い店内とか,好きなんです。もちろん立ち読みもするんですけど (主にマンガ) ,全部の本棚を舐めるようにして見ていくのも好きなんです。目的も無く只背表紙を眺めてふと思い立ったものを買う,そんな利用の仕方です。なので,一度行くと半日は潰れます。

それで今日買った本は:

5. Sep 2007 /

robot9
V.A / Robot 9
[rating:4/5]
安倍吉俊の廃域に出てくる幼少時のゼウムはなぜか男の子版の岩倉玲音に見える…。あと,村田蓮爾x多田由美のRub Your Tired Eyes,さすが世界のロリ王村田蓮爾。

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド3
環望 / ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド 第3巻
[rating:4/5]

本編の描き足しはなし。
連載中やるべき事は全部やったので。
でも、オマケのヴァンパイアメイドはちゃんと描きましたよ。
多分今までで一番破壊的っツーかメタメタなギャグになってます。
真面目な人はひくかも(笑)。
本編が殆ど笑いのないエピソードなんで、その反動かな。てへっ!

from 環屋 ダンスインザヴァンパイアバンド3巻発売!

作者のブログに書かれてある通り,かなり濃密な巻でした。おまけマンガのヴァンパイア メイド,も。

11. Aug 2007 /

ペーター=バヘーア / 眠る前に読む短いエッセイ 読んだのはクーラーが適度に効いた真っ昼間の図書館であって,クーラーも無い熱帯夜の自室ではありませんでしたが,なかなか面白かったです。 確かにタイトルの通り,黙々と読む感じではなく,ベッドサイドにおいてサラッと読むのにちょうどいい文量だと思います。単なるエッセイというだけでなく,人生の指針というか,心構え的なものが多分に含まれるので眠りに落ちる時までに思考を巡らせるきっかけにもなると思います。 この本の中で気に入った分を引用してこの記事を綴じます。シチュエーションはとある高校の同窓会のような雰囲気。卒業してから20–30年は経つであろう感じ。その中の一人が なあみんな,誰でも自分なりの生活のリズムを見つけなければ行かんのだ。そしてそれが見付かったら,それからはずっとそのリズムに従って生きていかなければな。それだけの事だ。

28. Jul 2007 /

男女平等だとか女尊男卑だとか言われてますけど,そもそも男と女は1つ屋根の下で暮らせるものなのかという点に一石を投じる抱腹絶倒本(だと思います)。 男性の方へ: 本文中に出てくるような女性に覚えはありませんか? 女性の方へ: 本文中に出てくるような行動に覚えはありませんか?

13. Jul 2007 / / General

いとうせいこう / 解体屋外伝 を読んだ。 元々は,好きなマンガ家浅田寅ヲがヤングガンガンで連載を始めたウルトラバロック・デプログラマーの原作を読みたくなったため,探しに探してようやく図書館で発見し,2日かかって読み終えたところです。そして返却してきました。古本屋を巡る旅に出る事になりそうです。 さて,この小説には引用がとても多い。ですがそれはまとまった引用 (block­quote) ではなく,センテンス/フレーズ単位での引用 (q) が多い。多分,そういう短いセンテンス/フレーズの引用を薄皮にように重ねていって,人は自分の言葉にするんだろうなと思います。“自分の口から出た言葉は自分の言葉なのか,それとも他者からの引用なのか“,というところが自と他の区別というか,受け取ったものをどう消化するのかというところが人として大事な部分なんだろうなと。一枚づつ剥いでいった薄皮…

10. Jul 2007 / / General
9. Jul 2007 / / General

みえない雲 以前映画館で観た みえない雲の原作です。DVD にもなっているようなので今度買ってみてみようと計画中です。映画を観てから買おう買おうと思っていたのにもかかわらず全然換えなかませんでした。でも,この間丸善へ行った時に購入。帰りに寄ったスターバックスでざっと読み終えました。映画を観た時に感じたもの(エンディングは原作だときっとああいうものじゃないはず…)はほぼあたりでした。この小説の翻訳版は20年ほど前に一度出版され(その時のタイトルは見えない雲),さらに加筆修正をした後,映画公開に合わせて文庫版で出版されたそうです。

ネタバレはあまり好きではありませんし,これから読む人もいると思うのでざっと舞台の紹介だけ: