ある女子大ととある国立大学とウチの大学の合同ゼミでモラル/モラルハザードについて話してました(議論という方がいいのだろうが)。
いくつかのグループに分かれて話し合ってました。で,私の居たグループでは,たしか,なぜNHK記者のサンゴ礁報道や雪印の不祥事が起きるのかなどについて話が流れていた。その原因はその時に,「本物に生きていない。イメージだけで生きているのでは?」とうE氏の発言にかなりガツンと来ました。確かに,例えば写真は「自分の取りたいものを取りたいように取る」もの。真を写すわけではない。もし真を写すなら,偏光フィルタなんて要らないしね。「写真は,自分が被写体に対して持つイメージを,その通りに取るもの」なんて自分なりの写真に関しての結論に達したり。で,この時は報道に関して話が進んでたようです。簡単に言うと,僕らの観ているニューズ(の映像)は作り手側の意図するものを見せられているという事。したがって,僕らが観ている対象は本物ではなく,作られたイメージに過ぎない。また,報道は中立な性格を持つものでははないという事。
この後は飲み会での話