エリザベス=ワーツェル 私は「うつ依存症」の女—プロザック・コンプレックス
なんだかんだで2日で読了。うつな状態を自分の人格(っていうと言い過ぎかな)というふうに取り違えてしまった著者とうつ病との長い長い闘いを記した本。
アメリカって投薬治療がほとんどっていう印象があったんだけど,この本を見る限りそうでも無いのかなー。実際に処方箋をあまり出さないみたいだったし。アメリカでは分からないけど,日本ではカウンセリングには保険の適用がされてないため非常に割高。本当は投薬よりもカウンセリングの方がいいんだろうけどね。早くカウンセリングが保険の適用されればいいのになと思う一人です。後,32条が改悪になるらしいという話をチラホラ聞きます。書中に出てきたプロザック(SSRIタイプの抗うつ剤の一種)も早く認可されないかなーと思ってます。それが流行になるのは問題だとは思うけど,患者からすれば選択肢が増える事はいい事だと思うし。