導入部分に“お久しぶりです“と入れたくなるくらいの更新頻度をどうにかしたいこの頃です。
手許のマンガや小説はかなりの程度読みきったのでまた購入。最近買ったものをまた羅列していこうかと。
浅田寅ヲ / ウルトラバロック・デプログラマー (2)
原作はいとうせいこうの解体屋外伝。
1巻を数ページ読んだだけでもこれほど原作と漫画家のドンピシャな組み合わせは他にあるだろうかと思えるほど。
ヤングガンガンというマイナー誌(失礼)で毎月最初の金曜日掲載号に連載。
原作である解体屋外伝は何度か読んでいるのですが,ここまで世界観を映像で再構築できるとは思ってもみませんでした。他の原作付きの作品 —例えば森博嗣のすべてがFになるや冷たい密室と博士たち— からも汲み取れるのですが,文字表現をシャープで奥行きのある映像に出来る漫画家(バイオレンス作家)。説明過剰な昨今のマンガだろうと思って読んでいくと結構痛い目に遭う作家なので要注意。そういえば森博嗣も前掲書のマンガ版を手放しで褒めてました。
月刊 アフタヌーン 2008年 10月号 [雑誌]
月刊アフタヌーン 2008年10月号
漆原友紀 蟲師の最終回が載っている号です。表紙もそれ。付録(冊子)として,アフタヌーン四季賞がついてきています。
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野村美月 / “文学少女“ と神に望む作家(上/下)
最終巻です。ライトノベルと文学作品の橋渡しを担っている(と勝手に思ってる)作品が終わるのは惜しいなあと思っております。この作品のお陰でいくつか手に取り始めたものもあるので。
そうそう,時系列としてはこの前の巻,“文学少女“と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫 の 2−6−6)” が神に臨む作家より後に来るので,どうしても時系列で読みたい!と言う人はご注意を。あとは短編が出るとかでないとか…。
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シギサワカヤ / 九月病(上下)
二宮ひかるをドロドロにしたような話。嫌いな人は嫌いでしょう。
ももせたまみ / ももいろスウィーティー
ピンポイントで自分のツボを突いてくる4コママンガ家
ももシスといい,これといい,相変わらず美味しそうな表紙です。
佐原ミズ /バス走る。, マイガール
マンガ版のほしのこえを描いた作家の作品。カラーの水彩の淡い色彩がツボです。線はごく細くて柔らかい。