最近ヘッセを読み始めて感じたんですけど,これ,自分と合うなあ,と。手元にあるイギリス名詩選 に収められているジョン=ダンやワーズワス,ロバート=ブラウニングよりもスムーズに受け入れられる感じがします。波長が合う という言い方が多分,1番しっくりくるかもしれない。あの鬱々とした感じというか,絶望と死が常に自分の隣にある感じというか。それでもふと見上げると少し離れたところに美しいとか生があるという,微妙なバランスがすごく好きです。
詩なんて,読んでる自分を深く抉るから,今までずっと避けてきたものだったのに,今ではすんなり受け入れられるのが不思議。