写真を撮るという事

最近,写真を撮る機会が増えた。
撮影会に行くとかそういうのじゃなくて,スナップショットレベルのもの。街中でパシャパシャやってる。別に特別な風景があるわけでもないのに。

なんで写真を撮るんだろうか?
なぜなのか自分でも分からない。これは自分でも不思議。

伝えたいものがあるからとか感動したからとかじゃないのは明白。強いて言うと,切り取りたい風景があったからかな。

その切り取りたい風景自体は特別なものじゃない。何気ない普通の街中の座頭だったり河原だったり,公園だったり曇ってたり晴れてたりする空だったりする。

でも,切り取りたい。そんな欲求が湧いてくる瞬間がある。その時,デジカメを取り出してシャッターを切る。

でもこの作業はベストではない。

自分が考える一番ベストな方法は,自分の頭に USB ケーブルなり FireWire ケーブルを刺して,自分が見た風景をそのまま Mac へ取り込む事。まるで攻殻機動隊の世界だけど,それがベスト。

でも,現実ではそれはできない。
なのでその代わりとして写真で今見ている/見た風景を切り取るという作業があるのかも知れない。

自問自答にもなってないような気がするけど,自分が見ている風景を切り取りたいという欲求から写真を撮るというある種,記憶を記録として写しとる/トレースする行為がでてきてるんだと思う。

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