きっかけになれば

リチャード=マクリーンが書いた 統合失調症 ぼくの手記 をつい先程読み終えた。

すごくリアルな小説でしょ,コレ—これが読み始めた直後の感想(というか,印象)。ココでもやはり私設「脳内劇団」は活躍するわけでして。どっぷりと彼の世界に使っておりました。漬かってる時はホントにそういう「声」が聞こえてました。私のように「引っ張られやすい」方にはあまりお勧めできませんけど,「こういう事で悩んで苦しんでいる人がいる」ということを知りたい人にはお勧めかも。

著者のいう通り,早めに病院へ相談をするきっかけになればいいと思う。原題の Recoverd, not cured: A jour­ney through schizo­phrenia はドンピシャだと思う。

more 以下はメモなので読み飛ばしてください。

統合失調症 割合 という単語でググれば分かる通り,100–140人に1人=約1%の人口がかかる症状のようです。日本だと大体130万人—日本の人口が約1.3億人なので,その1%—が統合失調症を発症するようです。仙台市の人口が100万人なのでそれより多いのね。ちなみに,うつ病は大体6−7人に1人らしいので100人に13–14人位か? ってことは,大学のちょっと大きめの教室の最前列に座ってる人がうつ病な計算になるのかな(思いっきり大まかだけど)。

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